うつを舐めるな!症状が顕著に出る前に対策を

走る女性

症状へのとりくみ

症状と治療にかかる費用

うつ病は現代病とも言われており、その患者数は2008年の統計によると100万人を超えています。うつ病の症状と言えば、無気力、気分の落ち込み、関心や欲求の低下、食欲不振、睡眠障害、過剰な焦燥感、強い罪責感、自殺願望などが挙げられます。こういった症状は、健全な人々にも時たま見られる症状のため、判断が難しいことがあります。 一旦うつ病と診断されれば、十分な休養と薬物療法を用いて治療していきます。その治療費は、治療期間によって異なるため一概には割り出せません。ただ、うつ病の治療は健康保険の対象となっているので、3割負担で済みます。ある方の体験では、「自立支援医療」という制度を使って毎週病院に通い、月に4〜5千円の治療費だったそうです。 うつ病になると仕事も困難になることがあるので、本人の努力と周囲の人々の理解と支えが必要不可欠でしょう。

歴史に見るうつ病の認識

うつ病はストレス社会の産物と言えますが、実は、昔の人々も現代人と同じように苦しんでいました。そればかりか、メディアが発達していない時代には、うつ病の症状の知識が一般に浸透していなかったため、ただの怠け者として虐げられていたのです。 うつ病の1番古い記録は、古代ギリシャまで遡ります。医学者ヒポクラテスが「四体液説」を唱えたのが始まりと言われています。そこからメランコリーという言葉が生まれ、ヨーロッパにおいてうつ病を含む精神的な病気が長く研究されていました。18世紀から19世紀にかけて一旦その研究は止まってしまいましたが、20世紀に入りテレンバッハという精神病理学者がうつ病の存在を主張し研究が再開され、今日に至っています。

医療機関での主な取り組み

うつ病になると、心身に様々な変調をきたすようになるのです。代表的なものとしては不眠症、食欲低下、意欲低下、外出ができなくなる、重い場合は自殺願望などです。 医療機関はうつ症状に対し、薬の投薬と生活面での指導によって対処することが現在の中心的な取り組み内容です。 薬の投薬については、うつ状態から気持ちを軽くしたり、上向きにしたりする抗うつ薬、精神を安定させる安定剤、不眠を改善するための睡眠導入剤や睡眠薬などを投与することが多いです。 生活面での指導としては、うつ症状の段階によって内容が変化することが主流です。初期のころはとにかく何もせずにゆっくりするように指導し、症状がある程度改善してきたら普通の生活ができるように生活習慣を整えるように指導するのです。

うつ症状への対処サービスを利用するには

薬の投与や生活面での指導を受けるためには、医療機関を受診しなければなりません。代表的な機関は心療内科・精神科で、街中にある小規模なクリニックや総合病院などです。 営業日は平日が中心となっており、時間も夜遅くまではやっていないところが多いです。しかし時間をかけて調べれば、土日に営業しているところや夜もある程度の時間まで営業しているクリニックを見つけることは可能です。そのような医療機関であれば、働く人にとっても会社を休まずに受診することができるのです。 心療内科や精神科は予約制で運営していることがほとんどで、予約をしないと受け付けてもらえない可能性が高いです。うつ症状で辛いかもしれませんが、予約の電話は入れたほうがよいでしょう。